本当に誰でもいい?
昨日は無事、父の三回忌を終えました。
いつもお願いしているお坊さんが腰の手術をしたため
急遽、その息子さんがわざわざ東京から来てくださったそうです。
有難いことです。
で、お経を読んで頂いている間にふと…
常々、世の中の仕事は、
属人化せず標準化を!
いつかAIやロボットに取って代わられる!
誰にでもできる仕事は無くなる!
なんて言葉を聞きますが…
確かにそうかもしれませんが、
それで良いものもあれば
それが寂しいと感じる場合もある気がしました。
お経は決まったものだから誰でもいいんじゃない?
ロボットが読み上げれば?
誰が読んでも同じだからわざわざこの日のために遠路を駆けつけなくても、他のお坊さんに頼めば?
Skypeで、でもいいんじゃない?
と「お坊さん自身」が発信するようになったら
自身の(&業界の)存在価値を否定することになるんでしょうね。
それが良いか、良くないかは
「相手が決めること」なんだろうな…
…と感じた御仏前でした。