疑似体験
会計事務所にいると、お客様は経営者であったり
資産家であったり、はたまた資金難に陥った方であったり…様々です。
心掛けていることは「もし自分だったらどうするか?どう考えるか?」
答えが決まっていないものであれば一個人の一意見になるときもありますが…
セオリーがあるものは(その勉強や仕入がある前提ですが)分かりやすく伝えるようにしています。
考えている内容も、考えている時間も、答えの出し方や意思決定の方法も
人によって千差万別であるため、いろいろ考え方に出会えて
毎日、疑似体験が出来ています。
もしもこんな時はどうすれば…?
その延長線上に新しい何かが生まれるのでしょうね。
考える(創造する)って楽しいですね。
冷静に
新型コロナウイルス一色の世の中。
これに限らず、「流行ってる」「流行りそう」という情報は溢れています。
「こうあるべきだ」「これでなければ上手くいかない」
…
そんな情報が山のようにあります。
何が正しいとか正しくないとかという意味ではなく
「それって全体のうちのどのくらいなのか?」
「ものごとの本質は何なのか?」を
ボンヤリではなく具体的、かつ、冷静に知ることが大切です。
新型コロナウイルスにしても、
致死率や、感染ルートと予防、いざとなった場合の対処、
本当に困っているのは誰なのか?などを知り、
マスクを大量に買い占める…という行為が必要かどうかも
考えることが出来ると思います。
情報が全て真実なのか、見極める冷静さを持ち合わせたいものです。
人財不足
人手が足らない。多くの企業の悩み。
外注しようにも、そこも人手が足らない。
人は財産。人は資産。
AIやロボットが出回っても、それを使うのは人。
働き手から選ばれる企業にならなければならないのです。
賃金、労働時間、福利厚生、企業風土(雰囲気)、将来性…
そこで仕事がしたいと思ってもらえるような環境を作り
それを外に発信しないと、選ばれる企業に確率を上げられません。
そこまでして人は欲しくない、
人の採用はリスクがあるだけだ、と思うのであれば、
AIやロボットに投資し、人の採用活動は一切やめるべきです。
お互い不幸になるだけですから…
どう考えるかは人それぞれです。
「ロボットだらけの会社にするなら経営は止めます。
そんなの意味がないし、寂しいし、誰でも出来ると思うので。」
と語られた経営者様の言葉を紹介しておきます。